ホールガーメントとは「無縫製」という意味です。
普通、パーツごとに作った生地を縫い合わせて一着の服を作りますが、ホールガーメントは専用の編み機で 縫い合わせることなく、一着の服を立体的に編み上げます。そのため伸縮性に優れ、肩幅など体系を選ばずに着ることができるシームレスなニットに仕上がります。
MAITOのニット製品は、大阪府泉北郡にある自社ニット工場で編み立てています。ヒトのシルエットに沿うようにデザインされ、つなぎ目・縫い目のないホールガーメントニットは型くずれしづらく、肌当あたりが柔らかいことが特徴です。このやさしい風合いをなるべく肌に近いところで感じてほしい。そんな想いからこの最先端テクノロジーをセレクトしました。ヒトの手仕事と現代のニット技術が生み出す、いわば伝統と最先端の融合によるコレクションです。
また、ホールガーメントニットは最小限の糸でニット衣類を編み上げます。通常のニット製品は、袖や裾、前身頃、後身頃とパーツごとに縫い合わせて形を作りますが、一本の糸から立体的に編み上げるためカットロスが無く、無駄な廃棄を出しません。廃棄の少ない製法を選ぶことで、サステナビリティを意識したものづくりと、エシカル消費(倫理的=環境保全、社会貢献に考慮した消費)によって、持続可能な社会の実現に近づくことができると私たちは考えています。